福井県敦賀市(読み)つるが〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔福井県〕敦賀〈市〉(つるが〈し〉)


福井県南部、若狭(わかさ)湾支湾の敦賀湾に臨む市。
JR北陸本線、北陸自動車道が通じる。重要港湾敦賀港は古代から知られた要港。江戸時代中期以降には西廻(にしまわり)航路の中継港として繁栄。近代にはロシアのウラジオストクや朝鮮半島を結ぶ貿易港としてにぎわった。化学・電機・繊維・セメント・木材などの工場が進出。かまぼこ・おぼろ昆布やとろろ昆布が特産品。北海道の小樽港との間にフェリー便が結ぶ。海岸部は若狭湾国定公園や越前加賀海岸国定公園に属する。国指定名勝の気比(けひ)の松原ほか海水浴場が多い。敦賀半島北端近くの浦底に敦賀原子力発電所があり、その西方の白木に高速増殖炉もんじゅ」がある。1995年(平成7)に発生したナトリウム漏れによる火災事件では動力炉・核燃料開発事業団(現在の独立行政法人日本原子力研究開発機構)による事故隠しが問題となった。運転再開に向けて調査・改造が行われ、2010年5月、14年5ヵ月ぶりに運転が再開された。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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