デジタル大辞泉 「秘境駅」の意味・読み・例文・類語 ひきょう‐えき【秘境駅】 山間部などにあり、乗降客がほとんどいない鉄道駅。開業時にあった近隣集落や炭坑などが廃れ、駅だけが存続している場合が多い。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「秘境駅」の解説 秘境駅 人里から離れた場所に所在する鉄道駅のことを、「秘境の駅」とみなし鉄道ファンが名づけた呼称。鉄道フリーライター・所澤秀樹の著書『列島周遊 もっとへんな駅!?』(山海堂、1998年刊)や鉄道ファン・牛山隆信などにより広められた名称と考えられている。秘境駅はその定義からして基本的に人里から離れたところにあり、利用客がほとんどいないため、駅やその路線が廃止されることも多い。しかし2000年以降のブーム拡大により鉄道ファンで混雑する駅もあり、また鉄道各社も秘境駅を巡る臨時列車を運行するようにもなっている。代表的な秘境駅として、小幌(北海道、室蘭本線)、小和田(静岡県、飯田線)、尾盛(静岡県、大井川鐵道)、田本(長野県、飯田線)などがある。 (2012-09-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報