竹夫人・竹婦人(読み)ちくふじん

精選版 日本国語大辞典 「竹夫人・竹婦人」の意味・読み・例文・類語

ちく‐ふじん【竹夫人・竹婦人】

〘名〙 夏、寝る時夜具の中に入れて抱いたり足をもたせかけたりして涼をとる竹製のかご。抱きかご。竹婦。竹奴。そいねかご。《季・夏》
四河入海(17C前)一三「老たれば杖はなうてはかなうまいぞ。〈略〉其外によりかかるの竹夫人はなくともぞ」 〔余叢考‐竹夫人湯婆子〕

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