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竹本筑後掾 タケモトチクゴノジョウ

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デジタル大辞泉の解説

たけもと‐ちくごのじょう【竹本筑後掾】

竹本義太夫

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

竹本筑後掾 たけもと-ちくごのじょう

竹本義太夫(たけもと-ぎだゆう)(初代)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

竹本筑後掾

没年:正徳4.9.10(1714.10.18)
生年:慶安4(1651)
江戸前・中期の浄瑠璃一流の始祖。名は天王寺五郎兵衛,芸名を清水理太夫と名乗り,34歳大坂道頓堀人形浄瑠璃竹本座を創立する以前に竹本義太夫と改め,47歳ごろ受領して竹本筑後掾藤原博教と名乗る。摂津国東成郡天王寺村(大阪市)の小百姓の家に生まれ,農事のかたわら音曲を修業して井上播磨掾の弟子清水理兵衛につき,その旗上げ興行「上東門院」に参加した。このときのワキ語りの芸が評判を呼び,京の宇治加賀掾に呼ばれてワキを勤める。まもなく,加賀掾の興行師竹屋庄兵衛と組んで独立したが失敗し,西国に旅興行に下り,貞享1(1684)年大坂に竹本座旗上げを行い近松作「世継曾我」を上演し大当たりを取る。翌年加賀掾は西下して西鶴作品で挑戦したが,義太夫方が結果的に打ち勝ち不動の位置を占めた。この対戦のときはじめて近松に「出世景清」の執筆を依頼,以後ふたりの盟友関係は続き,次々と当たり作を上演,名人の名を高めた。元禄16(1703)年「曾根崎心中」の成功ののち,興行師元祖竹田出雲が新竹本座の経営に参画し,2年後「用明天王職人鑑」で近松を京より座付作者に迎え,筑後掾は太夫に専念,その門弟竹本采女改め豊竹若太夫も加え新陣容で出発する。2年後若太夫は道頓堀東に豊竹座を創立し,以後義太夫節2系が覇を競い当流浄瑠璃として自他共に認められる地位を築いた。義太夫節成立以前のものを古浄瑠璃と総称する。その節は義太股引と呼ばれ,加賀掾などに比し洗練されない芸風であったが,よく民衆をとらえ,心に響く音曲として人形操りと一体化し,日本の代表的芸能のひとつとして今に生き続ける。<参考文献>『義太夫年表/近世篇6』,『日本庶民文化史料集成』7巻

(信多純一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

たけもとちくごのじょう【竹本筑後掾】

出典|三省堂
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世界大百科事典内の竹本筑後掾の言及

【竹本義太夫】より

…義太夫節の創始者。はじめ五郎兵衛,ついで清水(きよみず)五郎兵衛,清水理(利)太夫から竹本義太夫となり,やがて受領して竹本筑後掾と称した。大坂天王寺村の農民であったが,清水理兵衛(井上播磨掾門下で,近くで料亭を営み〈今播磨〉と呼ばれた)の門に入る。…

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