百科事典マイペディア 「第三軌条」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…電車,電気機関車,トロリーバスなどの電気車両が,空中に架設した架空電車線(架線),あるいは走行用レールと別に地上に設けた導電レール(第3軌条という)から電気を取り入れるための装置。架空電車線から集電する装置としては,トロリーポール,ビューゲル,パンタグラフなどがあり,また,導電レールから集電する装置としては集電靴がある。日本最初の電車では,架線が複線式であったことと速度も低かったためトロリーポールが用いられた。…
…単に地下鉄と略すことが多い。狭義には全線地下に建設された鉄道をいうが,一般には,人口稠密な地域において,主として通勤・通学などを目的とする旅客の大量迅速な輸送を使命とし,その大半の路線を地上に比較して地下に設けることが適当とされ建設された都市高速鉄道をいう。地下鉄は建設に多額の資金を要するため,地方公共団体または公共企業体の経営によるのが一般的である。したがって,帝都高速度交通営団の東西線30.8kmのうち南砂町~西船橋間14kmは地上区間であるが,これはJRとの相互乗入れをはかるため,および低湿な未開発地域を通過するため高架としたものなので,地下鉄という。…
…すなわち,発電所で発生した交流は送電線,変電所などを経由して電鉄用変電所に入り,次にトロリー線からパンタグラフなどの集電装置を通り電動機を回転させ,レールを通じて電鉄用変電所に戻ってくる。車両に供給する電気は直流の場合と交流の場合とがあり,また車両への電気の供給方法としても一般的には軌道に沿ってその上部に架設したトロリー線(架空電車線,架線ともいう)とパンタグラフという組合せが用いられるが,地下鉄などでは,第三軌条と集電靴という組合せによることもある。これら電鉄用変電所と車両に電気を供給するトロリー線などの地上設備を電気運転設備という。…
※「第三軌条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新