笹穂(読み)ささぼ

精選版 日本国語大辞典 「笹穂」の意味・読み・例文・類語

ささ‐ぼ【笹穂】

  1. 〘 名詞 〙 笹の葉の形をした槍(やり)穂先(ほさき)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の笹穂の言及

【槍∥鎗∥鑓】より

…鎬を立てない面には樋をつけるのが普通で,ときには鎬の上にも梵字や利剣,俱利迦羅(くりから)竜,神仏号などを彫り込んでいる。素鑓の穂先を鋭角にせずに鈍角に仕上げたのを〈銀杏穂(ぎんなんぼ)〉といい,扁平にして幅広に曲線をもたせたのを〈笹穂(ささほ)〉と呼んでいる。なお相手の得物をからむために〈けらくび〉に近く横手を左右に設けたのを〈十文字鑓〉といい,特に横手を湾曲させたのを〈鎌鑓〉という。…

※「笹穂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android