筑豊(読み)チクホウ

世界大百科事典(旧版)内の筑豊の言及

【福岡[県]】より

…内海の豊前・有明両海区は沿岸漁業のみであるが,有明海では1950年代中ごろから発達したノリ養殖が盛んで,佐賀,兵庫,愛知の各県と並んで全国でも上位の生産をあげている。
[石炭産業の興亡]
 筑豊炭田を中心とする県内の諸炭田には,かつては約300の炭鉱(1950)が操業し,常傭のみでも20万人をこす労働者(1947)が働き,1940年には県の出炭量は2556万tのピークを記録した。明治後期には全国出炭量の2/3を,その後も昭和初期まで5割強を占め,1959年北海道に抜かれるまで日本一を誇り,石炭は県産業の主柱であった。…

※「筑豊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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