築別動物群(読み)ちくべつどうぶつぐん

最新 地学事典 「築別動物群」の解説

ちくべつどうぶつぐん
築別動物群

Chikubetsu fauna

北海道北部,羽幌地域の築別層に含まれる貝化石で代表される化石動物群。中新世前~中期(Burdigalian~Langhian)。約50種。Acila・Conchocele・Spisula・Mya・Profulvia・Serripes・Buccinum・Neptuneaなどの冷水系属を主体とするが,Anadara・Dosinia・Cultellus・Sinumなどの暖水系属も含まれる。層位学的検討からは,この動物群は中央北海道の滝ノ上動物群や東北本州の門ノ沢動物群に対比され,これらの動物群の北方型とされる。本動物群はサハリン・カムチャツカに分布する中新世前~中期の動物群に類似する。参考文献:S.Kanno et al.(1960) J. Geol. Jap.,Vol. 66

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