赤松(読み)アカマツ

デジタル大辞泉の解説

あか‐まつ【赤松】

マツ科の常緑高木。山野に自生。樹皮赤褐色裂け目がある。葉は針状で2枚が対になってつき、柔らかい。材は建築・家具用、樹脂テレビン油や香料の原料となる。雌松(めまつ)。

あかまつ【赤松】[姓氏]

姓氏の一。
室町時代の守護大名。鎌倉初期、播磨(はりま)佐用郡の在地領主としておこり、後に四職(ししき)家の一。
[補説]「赤松」姓の人物
赤松克麿(あかまつかつまろ)
赤松則村(あかまつのりむら)
赤松満祐(あかまつみつすけ)
赤松義則(あかまつよしのり)

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リフォーム用語集の解説

赤松

マツ科マツ属の常緑針葉樹。複維管束亜属に分類される。雌ともいう。英語表記では「Japanese Red Pine」。建材としては軽く、強いので、梁などによく使われた。年輪部分の強度が高く、多重のパイプ構造になっている。松脂が蓄積されて飴色になったものは高級な建材として扱われている。水中では腐りにくく、橋脚の基礎固めなどの杭として現在も利用されている。

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大辞林 第三版の解説

あかまつ【赤松】

マツ科の常緑高木。全国の山野に分布。樹皮は赤褐色、葉はやや柔らかく短枝上に二個が束生する。防風林・庭木・盆栽とするほか、建材などに利用する。マツタケが生えるのは、多くアカマツの林である。メマツ。 →

あかまつ【赤松】

姓氏の一。
室町幕府四職家の一。播磨国佐用郡を本拠地として、室町時代には播磨・備前・美作みまさか三国の守護となり、幕府内でも侍所の所司として重きをなしたが、中世末には滅亡した。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

赤松 (アカマツ)

植物。マツ科の常緑針葉高木,高山植物。アカエゾマツの別称

赤松 (アカマツ)

学名:Pinus densiflora
植物。マツ科の常緑針葉高木,園芸植物,薬用植物

赤松 (アカマツ)

植物。マツ科の落葉針葉高木,高山植物,園芸植物。カラマツの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あか‐まつ【赤松】

〘名〙
① マツ科の常緑高木。北海道南部から九州までの山野に生え、庭木、盆栽にもする。高さ四〇メートル、直径一・五メートルに達する。樹皮は赤褐色で亀甲(きっこう)形の裂け目がある。葉は横断面が半円形の釘形で、二本ずつ基部が褐色のさやにつつまれて小枝につく。四月頃、新枝の先端に一つないし数個の紫色の雌花をつけ、また新枝の基部に数十個の淡黄色の雄花をつける。球果は翌年秋に熟し、木質で、長さ五センチメートル、直径三センチメートルほどの卵形、この中に翼をもった種子をつける。材は黄色を帯びた淡褐色で堅く、パルプ、建築、船、橋、枕木、器具などの材料とし、樹皮と根からはテレビン油(松根油)をとる。めまつ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
③ 植物「からまつ(唐松)」の異名。

あかまつ【赤松】

姓氏の一つ。

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