細行を矜まざれば終に大徳を累わす(読み)さいこうをつつしまざればついにだいとくをわずらわす

精選版 日本国語大辞典 の解説

さいこう【細行】 を 矜(つつし)まざれば終(つい)に大徳(だいとく)を累(わずら)わす

(「書経‐旅獒」に「不細行、終累大徳、為山九仭、功虧一簣」とあるのによる) ちょっとした行ないを慎まないでいると、ついにはその人の大きな徳にまで悪い影響を及ぼす結果になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 の解説

細行さいこうつつしまざればつい大徳だいとくわずらわす

《「書経」旅獒から》ちょっとした行いでも慎重にしないと、最後にはその人の徳に悪影響を及ぼす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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