…彼はアリストテレス研究から出発して,ドイツ観念論の思弁的性格を厳しく批判し,経験主義と実在論の立場から,形而上学を中心とする広範な哲学的諸問題を論述した。論理学,認識論,倫理学,美学,宗教などに関する約20冊の彼の著作は今も版を重ねて研究されているが,フッサール現象学などとの関連でとくに重要なのは《経験的立場からの心理学》(全3巻,第1巻1874)である。 同書は,学問研究に必要な基盤は経験(とくに直接的知覚)と分析的な認識である,という立場に立って,心的現象(意識)の諸特徴や種類についての記述心理学的研究を行い,そしてそれを哲学的諸学科の基礎学たらしめようとしたもの。…
※「経験的立場からの心理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...