綾コールテン(読み)あやこーるてん

世界大百科事典(旧版)内の綾コールテンの言及

【コーデュロイ】より

…綿ビロード織のものを縦にけば畝を通すためにカットした織物。縦畝をあらわすには経緯糸の地組織のほかに,もう一組の緯糸をある点で経糸におさえられるよう畳表のように織りつけ,織り上げたあと浮いた部分を毛立ちさせる。畝幅は10mmぐらいから1,2mmぐらいまで。畝の太いものを鬼コール,狭いものを細コールという。地厚で重いが丈夫で暖かいので,幅広く活用できる。無地が多いが柄物もあり,畝で織物の表面に陰ができ色にも深みがでる。…

※「綾コールテン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」