縒を掛ける(読み)よりをかける

精選版 日本国語大辞典 「縒を掛ける」の意味・読み・例文・類語

より【縒】 を 掛(か)ける

① 糸などを縒り合わせる。縒る。〔詞葉新雅(1792)〕
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝七八「丹精して捻(ヨリ)をかけて織らした紬縞で」
② (「腕によりを掛ける」の略) 何かを意気込んでする。精を出してする。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)三「新造は干し大根によりをかけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android