繊やか(読み)そびやか

精選版 日本国語大辞典 「繊やか」の意味・読み・例文・類語

そび‐やか【繊やか】

〘形動〙 (「やか」は接尾語) ほっそりとしたさま。すらりとしたさま。また、しなやかで、なまめかしいさま。そびか。
※彌勒上生経賛平安初期点(850頃)「有る所の諸の指は、円に満ちて繊(ソヒヤカに)長くして」
※宇津保(970‐999頃)国譲上「まだ小さくおはするが、あてにそびやかなる御かたちの御ぐしたけに少し余りたり」
[補注]「そいやか(そひやか)」とする説がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android