羽根ペン(読み)ハネペン

デジタル大辞泉 「羽根ペン」の意味・読み・例文・類語

はね‐ペン【羽根ペン】

ガチョウなどの羽の軸を削って作ったペンペン先インクをつけながら書く。ペン。クイル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の羽根ペンの言及

【ペン】より

…語源はラテン語のpenna(翼,羽毛)で,もとは羽毛の軸の先にインキをつけて書くものを指した。羽根ペン,鵞ペンquillともいわれ,5世紀ころから19世紀まで使われていた。古くは文字を書くのに手の指や簡単な尖筆を用いたと思われるが,中空の管がインキを保持する点を利用して,古代エジプトではアシcalamusの茎が使用され,羽根ペンが出現して小さな字が可能になってからも,アシのペンは地中海地方に残っていた。…

※「羽根ペン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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