…その例を図に示すが,N=106~107で曲線が折れ曲がっている。つまり,このときの応力幅以下では,疲労が起きないことを示しており,その応力幅を疲労限度(疲れ限度),または耐久限度と呼ぶ。通常の疲労試験は,Nが107以上となる応力幅を疲労限度とするが,アルミニウム合金のような非鉄金属では107回を超えても破壊が起こり,疲労限度が存在しない場合もある。…
※「耐久限度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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