聞厭(読み)ききいとわし

精選版 日本国語大辞典 「聞厭」の意味・読み・例文・類語

きき‐いとわ‥いとはし【聞厭】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 聞くのがいやである。聞くのがいとわしい。
    1. [初出の実例]「物思ふ時は何せん鶯のききいとはしき春にもあるかな」(出典:高遠集(1011‐13頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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