腺病(読み)せんびよう

普及版 字通 「腺病」の読み・字形・画数・意味

【腺病】せんびよう

腺の腫張する病。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の腺病の言及

【瘰癧】より

…今日ではスクロフラといえば結核性頸部リンパ節炎をさし,頸部のリンパ腺が結核菌に侵され,はれて固まり,いわゆる腺塊をつくり,さらに皮膚が自壊して難治の潰瘍を残す疾病をいう。しかし,古くはその用例はまちまちで,結核性体質一般を意味することが多く,広く〈腺病〉といわれてきた。英語のscrofulaはラテン語のscrofa(〈牝豚〉の意)の縮小形scrofulaに由来し,頸の腺腫張と無力的な表情などの病態が豚を連想させるからという説などがある。…

※「腺病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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