自動車用ミラーサイクルエンジン

日本の自動車技術240選 の解説

自動車用ミラーサイクルエンジン

・ 吸気弁遅閉じ方式とリショルムコンプレッサーを用いた革新的エンジンであり、世界初の自動車用ミラーサイクルエンジン。・2254ccで、3Lを超える走りと2L相当の燃費を実現している。保管場所マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3ー1)
製作(製造)年1993
製作者(社)マツダ株式会社
資料の種類量産車
現状使用中・公開
型式KJ-ZEM
種類ガソリン
会社名マツダ(株)
実物所在マツダ㈱
搭載車種ユーノス800
製作開始年1993
設計者畑村 耕一
シリンダ配列・数60°V型6気筒
サイクル/冷却方式4サイクル/水冷・電動式
弁型式/数DOHC/4弁
燃焼室ペントルーフ
総排気量2254cc
内径×行程80.3×74.2
圧縮比10.0
点火システムフルトランジスター式
最高出力162kw/5500rpm
最大トルク294Nm/3500rpm
可変装置吸気圧制御
エピソード・話題性自動車用世界初のミラーサイクルエンジン
特徴V間スペースにリショルムコンプレッサーを搭載
参考文献マツダ技報12号(1994年3月発行)
その他事項協力者:石川島播磨重工(株);吸・排気構造:吸気弁遅閉じ;燃料供給方式:電子制御燃料噴射方式;燃料ポンプ:電動式;配電器:電気式;放熱器方式:コルゲート・密封式;全負荷時最小燃費量:208gr/ps-h; :排気浄化装置三元触媒;過給機装置:リショルムコンプレッサー;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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