自在庵祇徳(読み)じざいあん ぎとく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「自在庵祇徳」の解説

自在庵祇徳 じざいあん-ぎとく

仲祇徳(なか-ぎとく)(初代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自在庵祇徳の言及

【祇徳】より

…江戸中期の俳人。初号は慈尺,字石,別号は自在庵,水光洞,遅日亭,湖南亭,宝捷斎等。剃髪して来蔵法師と号した。江戸蔵前で札差を業とし,俳諧は祇空に学んだ。当時江戸に盛んであった江戸座の俳諧にあきたらず,俳諧も古文辞を用いるべきだと考え,《誹諧句選》(1735∥享保20)で,俳諧における古学を提唱した。荻生徂徠の古文辞学に影響され,また《五色墨》(1731)や師祇空の考えにも学ぶところがあったと思われる。…

※「自在庵祇徳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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