自律神経系の機能検査法

内科学 第10版 「自律神経系の機能検査法」の解説

自律神経系の機能検査法(神経学的検査法)

 自律神経障害の診断には,詳細な病歴聴取や神経学的所見の把握が最も重要なことは当然であるが,自律神経機能検査を行うことにより,潜在性異常の検出,障害程度の把握,交感・副交感を含めた障害の局在推定,さらには薬剤効果の判定が可能となる.表15-4-15は現在欧米で汎用されている試験をまとめたものである.[平田幸一]
■文献
Longo D, Fauci A, et al eds: Harrison’s Principles of Internal Medicine, 18th ed, McGraw-Hill, New York, 2011.
Low PA, Benarroch EE, eds: Clinical Autonomic Disorders. 3rd ed, Lippincott Williams and Wilkins, Philadelphia, 2008.
日本自律神経学会編:自律神経機能検査法,第4版,文光堂,東京,2007.

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む