舎利孔(読み)しゃりこう

改訂新版 世界大百科事典 「舎利孔」の意味・わかりやすい解説

舎利孔 (しゃりこう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の舎利孔の言及

【心礎】より

…概して白鳳期以前の古い寺院では,円形孔が多く,柱座の中心に円形の突起をつくる形式は新しい。本薬師寺では,東塔の心礎には3段の円形孔がつくられ,上段が中心柱を受ける円孔,中段が舎利孔の蓋をはめる円孔,下段が舎利孔と考えられているが,西塔の心礎は,柱座をつくり,中央に円形突起をつくる形式である。この頃以降後者の形式が一般化していったようである。…

※「舎利孔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android