茨を逆茂木にしたよう(読み)いばらをさかもぎにしたよう

精選版 日本国語大辞典 「茨を逆茂木にしたよう」の意味・読み・例文・類語

いばら【茨】 を 逆茂木(さかもぎ)にしたよう

  1. ( とげのある木で逆茂木を作って敵や獣の侵入を防いだところから ) 辛(から)いこと。転じて、辛くて舌にしみることのたとえ。古く酒の味にいうことが多い。
    1. [初出の実例]「扨(さて)も扨(さて)も辛い酒かな。茨を逆茂木(サカモギ)にした様な」(出典:虎寛本狂言・庖丁聟(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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