萩室村(読み)はぎむろむら

日本歴史地名大系 「萩室村」の解説

萩室村
はぎむろむら

[現在地名]川場村萩室

立岩たついわ村の北東に位置、村西端を薄根うすね川が流れ川場用水が通る。寛文郷帳によると田方五三石余・畑方八三石余、沼田藩領。寛文三年(一六六三)の真田領村高書上控では高六一八石余。宝永元年(一七〇四)の沼田領村々石高書上では高三一三石余、反別は田一一町七反余・畑四〇町三反余。江戸後期の御改革組合村高帳によると沼田藩領。天保一二年(一八四一)の三国通今宿助合差村免除願(関文書)に「同村之儀、川場山地元之内ニ付、入会八ケ村領主役場より山札相渡、三月より十月迄山札改人足、日々四人宛立置申候、右山之内字猿岩申所、去ル天保七年山崩ニ相成、多分之人足相掛堀崩し候得共、未以前之道代ニ不相成、人足悉相掛申候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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