薦池郷(読み)こもいけごう

日本歴史地名大系 「薦池郷」の解説

薦池郷
こもいけごう

現三島市のこも池を中心に、現清水しみず町北辺に及んだと考えられる戦国時代の郷。永禄一二年(一五六九)一月一八日、武田氏奏者吉田信重が当主勝頼に差出すために作成した臨済寺領・天沢寺領等書立土代(臨済寺文書)に、一〇年期の間天沢てんたく(現静岡市、今川義元菩提寺)領としてみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android