藤原長清(読み)ふじわらのながきよ

朝日日本歴史人物事典 「藤原長清」の解説

藤原長清

生年生没年不詳
鎌倉時代歌人。時宗に帰依し他阿の教えを受ける。また冷泉為相より和歌を学び,その支援もとに延慶3(1310)年ごろ『夫木和歌抄』を編纂。地方の武門出身でありながら,今日なお和歌研究に必備の36巻におよぶ同書を編んだことは驚嘆に値する。

(田渕句美子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原長清」の解説

藤原長清 ふじわら-ながきよ

勝間田長清(かつまた-ながきよ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤原長清の言及

【夫木和歌抄】より

…36巻。藤原長清(ながきよ)撰。1310年(延慶3)ごろ成る。…

※「藤原長清」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android