キョ

普及版 字通 「キョ」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] キョ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は居(きよ)。〔説文一上に「佩玉の石なり」とあり、「詩に曰く、之れに報ずるに瓊(けいきよ)を以てす」と、〔詩、衛風、木〕の句を引く。〔伝〕に「佩玉の名なり」という。佩玉は全体として(黄)の字形に近く、主体として、多くの玉を飾りとして組み合わせたものである。

[訓義]
1. 佩玉の名。
2. 赤い玉、玉に似た石。

[古辞書の訓]
字鏡集 タマノナ

[熟語]

[下接語]
・瓊・双


15画

[字音] キョ

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は無(ぶ)。無に(く)の声がある。〔説文〕六下に「炎太嶽の胤、甫侯の封ぜられし潁川に在り。邑に從ひ、無聲。讀みて許の(ごと)くす」とあり、文献には許と称する。いわゆる姜姓四国の一。姜姓は嶽神の裔と称し、嶽神の名は伯夷、許の祖神は許由であった。甫は金文、文献では〔呂命〕の呂にあたる。

[訓義]
1. 国の名。姜姓四国の一、のちの許。



15画

[字音] キョ

[字形] 形声
声符は(巨)(きよ)。驢(きよろ)は牡の馬と牝の驢の交配によるもので、驢馬(ろば)に類する。崔の〔古今注、中、鳥獣〕に「騾(ら)を牝と爲し、馬を牡と爲して、を生む」とあり、また「驢を牡と爲し、馬を牝と爲して騾を生む」とみえる。は騾の子、騾は驢の子、交配の相手はいずれも馬である。

[訓義]
1. 驢。

[熟語]


【旗】きよ

はた。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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