デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝間田長清」の解説 勝間田長清 かつまた-ながきよ ?-? 鎌倉時代の歌人。遠江(とおとうみ)(静岡県)榛原(はいばら)の勝間田城主。京都で冷泉為相(れいぜいーためすけ)にまなぶ。時宗に帰依(きえ)して真教の教えをうけ,延慶(えんきょう)3年(1310)真教をたずねて15番の歌合わせをもよおす。そのころ「夫木和歌抄」を撰し,のちの類題和歌集などに影響をあたえた。「玉葉(ぎょくよう)和歌集」に作歌が1首おさめられている。本姓は藤原。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例