藤原雄田麻呂(読み)ふじわらのおだまろ

改訂新版 世界大百科事典 「藤原雄田麻呂」の意味・わかりやすい解説

藤原雄田麻呂 (ふじわらのおだまろ)

藤原百川(ももかわ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の藤原雄田麻呂の言及

【藤原百川】より

…奈良後期の官人。もと雄田麻呂(おだまろ)という。宇合(うまかい)の第8子で,母は久米若女。藤原諸姉(良継の女)はその妻。緒嗣,旅子(桓武天皇夫人,淳和天皇母),継業,帯子(平城天皇妃)の父。《日本紀略》宝亀1年(770)8月条にひく〈百川伝〉によると,同年の称徳女帝の没後,皇太子の決定にあたって右大臣吉備真備は天武天皇の血脈をひく文室浄三(ふんやのきよみ)を強く推した。百川は左大臣藤原永手,参議藤原良継らとはかってこれに反対し,宣命の語を偽作して白壁王の立太子を強行した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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