袖に露おく(読み)そでにつゆおく

精選版 日本国語大辞典 「袖に露おく」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 に 露(つゆ)おく

  1. 袖に露がかかってぬれる。また、悲しみの涙で衣の袖がぬれる。
    1. [初出の実例]「ぬばたまの夜渡る月をおもしろみ吾が居る袖爾露(そでニつゆ)そ置きにける」(出典万葉集(8C後)七・一〇八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出