…語と証歌には口語訳がそえてある。総論は著者の文法論を要約したもので,品詞の完全分類の試み,言語の変遷の認識と時代区分,装図(よそいのかたがき)と称する組織的な用言活用表の提示など,整然たる体系をうちたてている点で,本文編の実証的なすぐれた見解とともに,江戸時代の文法書中最も独創的な空前の業績とされる。同時代の本居宣長との間には影響関係は認められないが,宣長門の鈴木朖(あきら)は大きな影響をうけたと思われる。…
※「装図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...