デジタル大辞泉 「装い」の意味・読み・例文・類語
よそい〔よそひ〕【▽装い/▽粧い】
1 身なりを整えたり、身を飾ったりすること。また、その装束や装飾。
「農家の婦人の―したる媼ありて」〈鴎外訳・即興詩人〉
「何ばかりの御―なく、うちやつして」〈源・花散里〉
2 (装)
3 準備すること。用意。したく。
「水鳥の立たむ―に
[接尾]助数詞。
1 衣服・調度など、そろっているものを数えるのに用いる。そろい。
「夏冬の御装束二―づつ」〈宇津保・蔵開上〉
2 器に盛った飲食物を数えるのに用いる。
「古歌にも奈良茶かや此手盛りにて二―」〈浄・大織冠〉