最新 地学事典 「褶曲断層」の解説
しゅうきょくだんそう
褶曲断層
fold-fault ,slide
褶曲の逆転あるいは中間翼部が衝上断層へと発達した構造(A.Heim, 1878)。命名者Heimは,褶曲から衝上断層への発達機構として地層の絞り出しを考えたが,のちにはそれ以外の仮説も出された。E.B.Bailey(1916)はこれの同義語としてslideを提唱。B.Willis(1893)の伸長衝上はほぼ同義。これらの時代には褶曲が著しく発達した結果,衝上断層が生ずるという仮説が一般的であった。
執筆者:山内 靖喜
参照項目:伸長衝上
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

