襲色目(読み)かさねいろめ

改訂新版 世界大百科事典 「襲色目」の意味・わかりやすい解説

襲色目 (かさねいろめ)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「襲色目」の意味・わかりやすい解説

襲色目
かさねのいろめ

色目

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世界大百科事典(旧版)内の襲色目の言及

【十二単】より

…公家女子の正装。朝廷出仕の女官で部屋を与えられた者の朝服であるため女房装束といわれ,また日常着の(うちき)姿に(も)と唐衣(からぎぬ)を加える服装であるため裳唐衣とも呼ばれた。十二単は俗称で,単の上に数多くの袿を重ねて着た袿姿を指したが,近世になって,それに裳と唐衣を加えた服装を誤って呼んだものと思われる。たとえば《源平盛衰記》建礼門院入水の段で〈弥生(やよい)の末の事なれば,藤重の十二単の御衣(おんぞ)を召され〉という記述の誤解であろう。…

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