覊束裁量(読み)きそくさいりょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「覊束裁量」の意味・わかりやすい解説

覊束裁量
きそくさいりょう

法規裁量

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の覊束裁量の言及

【行政裁量】より

…行政裁量とは,行政権による裁量,すなわち国または地方公共団体の行政機関が,行政権限の具体的な行使に当たって用いる自由裁量をいう。行政裁量という言葉は,立法裁量(立法権による裁量),司法裁量(司法権による裁量)に対する意味で用いられているが,現代国家における自由裁量の理論は,主として行政裁量に関するものであり,したがって,行政裁量のことを,単に自由裁量ということもある。行政裁量は,行政機関の一連の活動すなわち行政過程のあらゆる部面で行使されるものであって,その対象領域には,国の政令・省令あるいは地方公共団体の条例・規則などの行政立法をはじめ,行政計画,行政処分,行政指導,行政強制などのほか,国や地方公共団体と私人との間の契約(公法上・私法上の契約)などの私経済的作用も含まれる。…

※「覊束裁量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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