観音菩薩(読み)かんのんぼさつ

精選版 日本国語大辞典 「観音菩薩」の意味・読み・例文・類語

かんのん‐ぼさつ クヮンオン‥【観音菩薩】

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デジタル大辞泉 「観音菩薩」の意味・読み・例文・類語

かんのん‐ぼさつ〔クワンオン‐〕【観音菩薩】

観世音菩薩」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の観音菩薩の言及

【巡礼】より

…(1)本尊巡礼 特定の性格をもつ神仏を巡拝する巡礼。観音菩薩を本尊とする寺や堂のみを巡る三十三観音巡礼,同様に六地蔵,九品仏,四十八阿弥陀巡礼などがこれにあたる。(2)祖師巡礼 特定の宗派の開祖や高僧にゆかりの寺々を巡る巡礼。…

【ダライ・ラマ】より

…1642年にチベットの主権者となったデープン寺住持の歴代転生者に対する俗称。チベットの教化主とされる観音菩薩の化身が転生しているものと民間に信じられている。ツォンカパの開宗したゲルー派仏教が急速に発展して従来の諸派と対立し,それぞれ東西の有力民族と結託して抗争した。…

【ヤナギ(柳)】より

…柳は水に縁があるので雨乞いにも用いられた。観音菩薩は柳の枝で浄瓶(じようびよう)の水をまき雨を降らせるので〈楊柳観音〉の称があり,また民間の雨乞習俗でも,百姓が柳の輪を頭にいただいて水源に水を取りにいくことが行われた。【沢田 瑞穂】
[ヨーロッパ]
 ホメロスの《オデュッセイア》によると,オデュッセウスは冥界の入口アケロン川のほとりで柳の木を見たとされる。…

※「観音菩薩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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