言知(読み)いいしる

精選版 日本国語大辞典 「言知」の意味・読み・例文・類語

いい‐し・る いひ‥【言知】

〘他ラ四〙 (多く「ことばをいいしる」の形で) ものの言い方を知っている。口のきき方を心得ている。
伊勢物語(10C前)一〇七「されど若ければ、文もをさをさしからず、ことばもいひしらず、いはむや歌はよまざりければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android