言葉詰(読み)ことばづめ

精選版 日本国語大辞典 「言葉詰」の意味・読み・例文・類語

ことば‐づめ【言葉詰】

〘名〙
① 言いのがれができないように問い詰めること。言い詰めること。理屈づめ。
※天正本狂言・公光(室町末‐近世初)「とわぬもつらしとふもうるさし。うるさしのことはつめ、きんみつにげる。女おふ」
② 念を押すこと。だめを押すこと。
浄瑠璃・田村麿鈴鹿合戦(1741)一「背(そむく)と朝敵合点かと、たるみを見せぬ鳴滝が詞詰(づメ)して立帰る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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