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鳴滝 ナルタキ

デジタル大辞泉の解説

なるたき【鳴滝】

京都市右京区の地名。中央を流れる御室川を鳴滝川ともいう。もと砥石(といし)や苗木産地

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世界大百科事典 第2版の解説

なるたき【鳴滝】

歌枕。(1)京都市右京区鳴滝にある鳴滝川(御室川)に沿う地域。平安京の禊の場所であった。双ヶ丘(ならびがおか)の北にあたる。川は岩石の多い急流で,鳴滝の名のもとになる。中世,寺が多かったがおおむね廃絶。近衛家所伝の典籍記録を蔵する陽明文庫がここにある。《蜻蛉日記》の藤原道綱母は鳴滝に参籠(般若寺のことか。現在廃絶)して,〈身ひとつのかくなる滝を尋ぬればさらにかへらぬ水もすみけり〉と詠んでいる。(2)和歌山市園部にある,鳴滝川上流山間の小滝。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳴滝
なるたき

京都市西郊、右京区の一地区。東は御室(おむろ)、西は嵯峨野(さがの)の間に位置する。中央を鳴滝川ともよばれる御室川が北西より南東に流れ、平安時代は禊(みそぎ)の場所で、多くの貴紳が訪れた。地名はこの渓流の水音によるものと考えられ、歌枕(うたまくら)としても知られた。現在は高級住宅地で、国立病院機構宇多野病院がある。京福電鉄北野線が通じる。[織田武雄]

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世界大百科事典内の鳴滝の言及

【鳴滝組】より

…昭和10年前後(1934‐37ころ)に京都の鳴滝の住人だった映画監督,脚本家のグループの名称。山中貞雄稲垣浩,滝沢英輔,荒井良平,土肥正幹,三村伸太郎,八尋不二,藤井滋司の8人が〈梶原金八〉というペンネームで新しい自由な映画づくりをめざしてシナリオの合作や共同製作を行った。…

※「鳴滝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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