訪花昆虫(読み)ホウカコンチュウ

デジタル大辞泉 「訪花昆虫」の意味・読み・例文・類語

ほうか‐こんちゅう〔ハウクワ‐〕【訪花昆虫】

花を訪れる昆虫総称花粉媒介昆虫ほか、花の蜜や花粉を食す昆虫など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の訪花昆虫の言及

【虫媒花】より

… 虫媒花の花粉には粘液や突起などが目だち,昆虫のからだに着きやすく,また花粉塊をつくりやすくなっている場合が多い。また,花の各部分の構造が訪花昆虫の形態と関連のある場合が多く,両者の関係が指摘されることがあるが,形態学的な変形が実証的に示されたことはまだない。 花と昆虫の関係については古くからいろいろの観察があり,両者が互いに関係し合いながら進化してきたとみなされる例も多い(共進化co‐evolution)。…

※「訪花昆虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android