花粉媒介昆虫(読み)カフンバイカイコンチュウ

デジタル大辞泉 「花粉媒介昆虫」の意味・読み・例文・類語

かふんばいかい‐こんちゅう〔クワフンバイカイ‐〕【花粉媒介昆虫】

植物花粉を運んで受粉を助ける昆虫送粉昆虫。→送粉者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「花粉媒介昆虫」の解説

花粉媒介昆虫

花から花に飛び回って花粉を運び、受粉をする昆虫の総称ミツバチハナバチが代表的だが、チョウやガ、アブハエの仲間にもいる。植物の遺伝的な多様性を維持する働きを持つほか、人間に有用な農作物結実にも重要とされる。多数のミツバチが突然いなくなる蜂群崩壊症候群という現象米国などで多発し、保護を求める声が各国で高まっている。米国のオバマ大統領は6月、保護のための国家戦略を定める覚書を発表した。(共同)

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