読唇(読み)どくしん

世界大百科事典(旧版)内の読唇の言及

【口話法】より

…聾児の教育方法の一つで,言語指導をはじめ,すべての指導とコミュニケーションを音声言語でおこなおうとするもの。話し手の唇や顔面筋肉の動きから話された言葉を理解する読話(読唇ともいう),発音・発話,残存聴力の活用による聴き取りに基づいている。16世紀中葉,スペインの修道士レオンPonce de León(1520?‐84)によって試みられ,1770年ころ,ドイツのハイニッケSamuel Heinicke(1727‐90)によって本格的なものとなった。…

※「読唇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む