起上り小法師(読み)オキアガリコボシ

デジタル大辞泉「起上り小法師」の解説

おきあがり‐こぼし【起(き)上(が)り小法師】

達磨だるまの形などに作った人形におもりをつけ、倒れてもすぐに起き上がるようにしたおもちゃ不倒翁ふとうおう。おきゃがりこぼし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「起上り小法師」の解説

おきあがりこぼし【起上り小法師】

張子製の人形の底に土のおもりをつけた玩具。倒してもおもりのせいで起き上がるようにつくってある。中国に唐代からある木製人形の酒胡子(しゆこし)が原型といわれる。この人形は尻がとがっており,盤中でこれを転がすとしばらく舞った後に倒れる。その静止した方向の座にある者がを受けるという酒席の遊びに用いられた。明代にこれが張子製となり酒客の間でもて遊ばれた。転がしても必ず起き上がる姿から不老不死の意味で〈不倒翁〉と名づけられた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

NATO

北大西洋条約機構North Atlantic Treaty Organizationの略称。冷戦が激化した1949年に調印された北大西洋条約に基づき設立された自由陣営最大の国際軍事機構。加盟国中の一国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android