超越主義(読み)ちょうえつしゅぎ

大辞林 第三版の解説

ちょうえつしゅぎ【超越主義】

一九世紀前半、アメリカ、ニュー-イングランド地方のユニテリアン派の中よりエマーソンを中心として始まるロマン主義運動。有限な存在のうちに神的なものの内在を認め、神秘的汎神論に傾くが、倫理的には理想主義、個人主義の立場にある。超絶主義。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の超越主義の言及

【トランセンデンタリズム】より

…アメリカの思想家R.W.エマソンとその周囲の文人,宗教家たちのロマン主義思想をいう。超越主義,超絶主義と訳す。エマソンの《自然》(1836)出版後,彼の周囲に集まったユニテリアン派の牧師たち(ヘッジFrederic H.Hedge,T.パーカー,リプリーGeorge Ripley,W.E.チャニングら),随筆家H.D.ソロー,教育家A.B.オールコット,批評家S.M.フラー,詩人チャニングWilliam E.Channing,ベリーJones Veryなどがその代表者である。…

※「超越主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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