踏だり蹴たり(読み)ふんだりけたり

精選版 日本国語大辞典 「踏だり蹴たり」の意味・読み・例文・類語

ふん【踏】 だり 蹴(け・けっ)たり

  1. ひどい目にあわせた上にもひどい目にあわせること、重ね重ねつらい目にあわせることのたとえ。
    1. [初出の実例]「ふんだりけたりかみそったり重々の御ほんそう。かたじけのない片かうびん」(出典:浄瑠璃・信田森女占(1713)一)
  2. 取引相場で、売買ともに思惑がはずれて損をすること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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