転写本(読み)テンシャボン

デジタル大辞泉 「転写本」の意味・読み・例文・類語

てんしゃ‐ぼん【転写本】

手書きによって書き写された本。特に、写本底本とし、さらに書き写された本。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の転写本の言及

【写本】より

…彩色で飾ったものをとくに〈彩飾写本illuminated manuscript〉という。写本は筆者によって分類し,編著者自筆のものは〈自筆本〉または〈自筆稿本〉といい,自筆本から転写または再転写したものを〈転写本〉という。
[日本]
 日本における写本は,経典の書写,すなわち写経がおもなものであり,飛鳥時代から白鳳・天平時代にかけてさかんに行われた。…

※「転写本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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