転置行列(読み)てんちぎょうれつ(その他表記)transposed matrix

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「転置行列」の意味・わかりやすい解説

転置行列
てんちぎょうれつ
transposed matrix

随伴行列ともいう。 mn 列の行列 A=(aij)(i=1,2,…,m;j=1,2,…,n) に対して,bjiaij であるような nm 列 ( A の行と列を入替えた) の行列 B=(bji) を A の転置行列という。この BtA と書く。たとえば
である。

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世界大百科事典(旧版)内の転置行列の言及

【行列】より

… 上の(2)で定めた乗法によれば,例えば,による一次変換は,と書いてよく,この二つの合成(Aの分が先)は,となって,行列の積BAに対応する。
[転置行列]
 Aが(m,n)行列であるとき,Aの(i,j)成分を(j,i)成分とすることによって得られる(n,m)行列をAの転置行列という。tAで表すのがふつうである。…

※「転置行列」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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