退っ引き(読み)ノッピキ

デジタル大辞泉 「退っ引き」の意味・読み・例文・類語

のっ‐ぴき【退っ引き】

《「のきひき」の音変化》避けてしりぞくこと。のがれること。よけること。打消しの語を伴って用いる。
「三千円とか五千円とかで―させずとりこにしたのであると」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android