退薬症状(読み)タイヤクショウジョウ

デジタル大辞泉 「退薬症状」の意味・読み・例文・類語

たいやく‐しょうじょう〔‐シヤウジヤウ〕【退薬症状】

禁断症状

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の退薬症状の言及

【禁断症状】より

…身体的にも痙攣(けいれん)発作や流涎(りゆうぜん),発汗,悪寒などの自律神経症状が現れ,重篤例では死に至る。完全な禁断でなくても起こるので,離脱症状,退薬症状ともいわれている。薬物依存【加藤 伸勝】。…

【薬物依存】より

…薬物の反復摂取の結果として,その薬物の摂取がやめられなくなる状態で,精神的に薬物摂取の継続を渇望する状態を精神的依存psychic dependence,また,薬物摂取をやめると,種々の身体的異常,すなわち退薬症状(禁断症状)がでてくるような状態を身体的依存physical dependenceとよぶ。これらの依存,とくに身体的依存には,しだいに薬物の用量をふやさないと初めと同じ薬効が得られなくなる,いわゆる耐性toleranceが伴う。…

※「退薬症状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android