這歩(読み)はいありく

精選版 日本国語大辞典 「這歩」の意味・読み・例文・類語

はい‐あり・く はひ‥【這歩】

〘自カ四〙 =はいあるく(這歩)
伊勢物語(10C前)八一「そこにありけるかたゐおきな、いたじきの下にはひありきて」

はい‐ある・く はひ‥【這歩】

〘自カ五(四)〙 はって動きまわる。はいまわる。はいありく。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)六「蛇が無足にてはいあるきて辛苦する、不便やと思ふ也」

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